アウト・ドライバー|車とアウトドア

クルマとフライフィッシングを中心としたアウトドアがメインのブログ

クルマ

R32スカイラインGTR グループAで勝つために16年振りの復活

2016/08/02

R32スカイラインGTR (画像出典:Wikipedia)

1989年、スカイラインGT-R(BNR32)が登場。

73年に生産終了となった2代目、通称ケンメリGT-Rから16年振りの復活です。

通称R32スカイラインGTRは90年までにハンドリング世界一を目指す901運動の中で開発され、ベース車の地点で好評価を得ていました。

レースでの勝利を目的として久々に生まれたGT-Rへの期待は必然と高まっていました。

メカニズムもレースで勝つためのもの。

RB26DETTエンジンの排気量2568ccは3000ccと同じ自動車税額になりますが、これは参戦を予定していた全日本ツーリングカー選手権の車両規定にある過給係数1.7をかけても排気量が4500ccクラス(タイヤ幅11インチ、最低重量1260kg)に該当するように開発されたものです。

駆動系もレースカーの目標、600馬力(実際の公称値は550馬力以上)をロスなく路面に伝えるためにアテーサE-TSを採用。

R32スカイライン レース仕様
(画像出典:Wikipedia)

通常走行時はFRですがスリップを感知すると4WDに変化するトルクスプリット式4WDで、コーナー立ちあがりでテールスライドしつつも前に進む挙動を作り出しました。

レースには90年全日本ツーリングカー選手権初戦(西日本サーキット)でデビュー。まずは2台のエントリーでした。

決勝はスタートから独走し全車を周回遅れにして圧勝。

ライバルに気を使ったかシーズン中に少しずつブースト圧を抑え戦いましたがGT-Rの優勢は変わらず。

91年、92年と進むにつれ、GT-R開発時のターゲットとしたフォードシエラが撤退。

GT-Rが参戦していたクラス1はGT-Rのワンメイクになりました。

93年、世界でのニューツーリングカーを推進する流れにより全日本ツーリングカー選手権が終了。

GT-Rは90年-93年の4シーズン29戦全勝という圧倒的な戦跡を残し、レースでの勝利という目的を見事達成してグループAGT-Rは役目を終えたのでした。

-クルマ